蓮と蓮根(レンコン)
簡単に蓮に関するインプットした知識を書き残しております。
蓮の根が蓮根(レンコン)
読んで字のごとく、蓮の根っこが蓮根です。
では、皆さんが美しい!と感じて鑑賞している蓮の花や葉っぱの下には蓮根があるの??
もちろんあります。
ただし、食用の蓮根と、鑑賞用の蓮は品種の違いがありますので、蓮根畑には蓮の花は咲くものの鑑賞用ほどの花の種類も大きさもなく乏しいのだそうです。
私たちが鑑賞している蓮の花の下にも地下茎が渦巻いており、蓮根がなっているのですよね。
つい表面の物事だけに目が行きますが、お水の中に蓮の実が落ち、芽が出てきて根が伸びて、茎が伸びて水面に立ち上がり、つぼみが出て花が咲く、前後の様子についても想いを馳せて鑑賞すると生命のいとなみにロマンを感じませんか??
蓮の花の開花から咲いた後
蓮の花は開花から3〜4日で花びらが全て落ちて、花托と呼ばれる部分だけが残ります。
花托部分は、中に実がたくさん!(ぶつぶつしているので集合体アレルギーの方は見ないほうが良いかも…)
咲くやこの花館の職員さんからいただきました。
花托は花ビラが落ちてもなお、水面から茎ごと立ち上がっているため、花托の数を数えれば咲いた数を知ることができます。
睡蓮は枯れると花は茎ごとしおれてしまい、水面下に朽ちていくので何本咲いたのかは花が咲いている時に数えないと把握はできません。
(そんな部分にも睡蓮と蓮の違いは見て取れますね)
こちらの写真は滋賀県草津市にある水生植物公園みずの森です。
奥に見えるオオオニバスの大きさも数も、がすごい迫力ですよね。
その手前にあるのは睡蓮です。美しい花が咲いてますね、花盛り。撮影した時間は午後の時間でしたので、睡蓮の咲く時間でした。
睡蓮と蓮の違いについては前の記事に書きました。よかったらお読みください。
あとがき
咲くやこの花館の館長さま、職員の田中様に教えていただいたことをこのように書き残すことができてうれしいです。
記事を起こすことはそんなに簡単なことではないのですが、短い記事になったとしても、知ったこと、得たことはコツコツ書き残せたらな、と思っております。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回の記事中に登場した滋賀県の植物園の情報はこちらです。